肩の筋肉は胸や背中にもつながっています。したがって肩こりが強くなると、これらの筋肉のこりが強くなります。胸や背中に筋肉のこりが強くなると、胸の圧迫感を生じるようになります。こうなると息苦しく感じたり、心臓が悪いのではないかという不安を感じるようになります。また全身の倦怠感や微熱、朝起きづらいなどの多彩な症状が起こってきます。以上のように、肩こりが強くなると首筋や頭の筋肉のこり、さらには全身の筋肉のこりを起こしていろいろな症状を起こしてきます。こうなると体のどこかに病気があるのではないかと不安感が強くなってきます。適切な診察や検査の結果、他に異常がないときには筋肉のこりを軽くするような治療を受けると、このような症状は良くなってきます。寒いところにいると、私たちは自然に、前かがみの姿勢で肩をすくめ、身体を固くしてしまう。また、このような姿勢をとらないまでも、身体が冷えると血管が収縮して血行が悪くなってしまう。
ホームケア
毎朝毎晩など、適度のストレッチを続ける。
足・腰を冷やさないようにし、体を冷やさないようにする
半身浴をして身体を温める。