神経に原因があるもの

神経について…

「大後頭神経痛」大後頭神経の領域に相当する神経痛です。項部~後頭部にかけて表在性の痛みが生じます。項部のコリが生じ、診断的には緊張性頭痛に含まれます。

「小後頭神経痛」小後頭神経の領域に相当する神経痛です。項部~側頭部~耳部の表在性 (チクチク・ビリビリ)の痛みが生じ、大後頭神経痛とは異なり、項部のコリが生じません。

根症状型
頚椎の椎間孔やその前後で、頚髄から出ている神経根が圧迫刺激されるために症状が現れるものです。首を横に曲げたり、首を回したりした時に頚部痛や腕のし びれや痛みが強くなるのが特徴です。その他、後頭部痛や顔面痛、顔にベールをかぶったような違和感などをうったえることが多いものです。

原因…神経を直接圧迫するもの以外は、肉体疲労や精神的ストレスからくるものがほとんどと 考えられています。しかし、神経痛の原因はハッキリ解明されていません。しかし、後頭神経痛 に限らず、神経痛の原因の多くは体の異常を知らせるものです。肉体疲労や精神的なストレス から来るものがほとんどです。
治療法…根本的治療としては、鍼灸治療、マッサージが有効です。痛みが我慢できない場合は 鎮痛薬、神経ブロック注射などの併用もよいでしょう。また、重度の場合は適用の場合もあります。

ホームケア…基本的に疲れを取り、ストレスから自分を解放することが重要です。現代社会 において、ストレスにさらされない日々はあり得ないに近いです。後頭神経痛の原因は主に ストレスからくるものが多く、ストレスの解消こそ一番の対処方法です。心と体を正常な状態に 戻すことが後頭神経痛を治療に繋がります。